中国の移動情報

コルガスからウルムチ、ウルムチから成都、成都からセルタ、セルタからラルンガル・ゴンパへの往復、セルタからガンゼ、ガンゼからアチェンガル・ゴンパへの往復、ガンゼからカンディン、カンディンから成都、成都から洪景、洪景からモーハン、モーハンからルアンナンムター(ラオス)への国境を含む移動情報を記載しています。中国はアライバルで15日間のビザが取得できます。コルガスの国境から中国に入り、東チベットを回ってラオスまたはベドナムに抜けることも可能ですが予定は非常にタイトでした。2014年9月現在、楽山で簡単に(最短即日で)ビザが延長できるため、東チベットをゆっくり回りたい場合にはビザの延長がオススメです。

中国の移動情報

- 目次 -

コルガスからウルムチへの移動情報

コルガス→ウルムチ

鉄道 No. 5816 硬臥 上段 152CNY 18:06→07:50 約14時間

6人コンパーメントの寝台車、ベットは1番上です。飲み物及び食べ物の車内販売あり、お湯無料。チケットは当日コルガスの駅で購入しました。購入に際して手数料5CNYが掛かります。 定刻に出発、到着は7時の到着予定でしたが約1時間遅れました。

コルガスの国境から駅まで歩くのは非常に困難です。駅までは、国境を出て直進300mくらいの場所から乗合のミニバス(ルートの決まっていない乗合タクシーの様な形式のバス)で2CNYでアクセス可能です。タクシーを使用した場合は20CNY/台くらいが目安らしいです。

ウルムチから成都への移動情報

ウルムチ→成都

鉄道 No. K2060 硬臥 下段 566.5CNY 19:02→20:00 約49時間

6人コンパーメントの寝台車、ベットは1番下です。ちなみに、中段だと547.5CNYでした。車内は頻繁に清掃が入り、とても綺麗でした。飲み物及び食べ物の車内販売あり、お湯無料、車両内に3ヶ所電源あり。車内販売の弁当は20CNYで満腹になる位の量がありました。味も美味しかったです。チケットは移動の2日前にコルガスの駅で購入しましたが、希望の車両は全てフルでした。2014年9月現在、ウルムチから成都への鉄道は以下の3本があります。

  • K454 13:20→15:11
  • K1504 18:10→18:15
  • K2060 19:02→20:00

購入時に手数料5CNYを取られました。成都には時間通りに到着しました。

成都からセルタ(色達)への移動情報

成都→セルタ(色達)

バス 243CNY 6:20→0:00 約17時間半

中型のマイクロバスです。出発後11時近くまでは2時間に1度の休憩がありましたが、その後21時まで休憩が全くありませんでした。区間の後半3分の2はほぼオフロードで非常に揺れる上に工事中で道幅が狭くなっており、対向車とすれ違うために20分間立ち往生するなど非常に時間が掛かりました。2年間の旅行でワースト3に入る辛い移動でした。

チケットは成都到着前にシムズ・コージー・ゲストハウス(ハロー・チャンドゥー・インターナショナル・ユースホステル)にメールをして購入してもらいました。出発日当日のバスチケット購入はリスクが高いと思われます。手数料は20CNY/枚でした。

茶店子バスターミナルからの発車です。バスターミナルまではシムズからメーター・タクシーで28CNY/台でした。早朝深夜で無ければシムズの近くから113番の公共バスでバスターミナルまでアクセス可能です。2CNY。逆方向も同様。

セルタ(色達)からラルンガル・ゴンパへの移動情報

セルタ(色達)⇔ラルンガル・ゴンパ

乗合タクシー 7CNY 約40〜60分

セルタの広場南、乗合タクシー乗り場からミニバンが頻発しています。人が集まり次第出発。道は舗装されていません。

セルタ(色達)からガンゼへの移動情報

セルタ(色達)→ガンゼ

乗り合いタクシー 70CNY 7:30→13:00 約5時間半

8人乗りのミニバンです。 途中1度休憩がありました。ガンゼへの道は最後の1時間以外オフロード、途中4,500m以上の山を超えました。晴れていれば絶景です。出発場所は中心の広場南、人が集まり次第出発です。この時には30分弱で満員になりました。到着場所はガンゼの乗合タクシー出発場所です。

ガンゼからアチェンガル・ゴンパへの移動情報

ガンゼ⇔アチェンガル・ゴンパ

乗り合いタクシー
往路: 45CNY(or 315CNY/台) 14:30→18:30 約4時間
復路: 45CNY(or 315CNY/台) 16:30→19:30 約3時間

8人乗りのミニバンです。休憩なし。途中トラブルにより1時間半程度停車しました。舗装されている部分が多く、オフロードもありますが割と快適にアクセス可能です。4,500m以上の山を越えました。人が集まり次第出発です。行きは13:30くらいに乗合タクシー出発場所へ行き、1人乗ってる状態で待ち始め約1時間で集まりました。帰りは人が全くいない状態で3時半くらいから待ち始め、約1時間で人が集まりました。人が集まらない場合にはガンゼまでの移動費315CNY/台を人数で割ることになります。

ガンゼからカンディン(康定)への移動情報

ガンゼ→カンディン(康定)

バス 117CNY 6:30→17:00 約10時間半

普通のバスです。適度に休憩がありました。道は終始舗装されており、非常に快適でした。 チケットは当日の朝バスターミナルで購入しました。出発場所はバスターミナルです。乗合タクシー乗り場とは別です。

カンディン(康定)から成都への移動情報

カンディン(康定)→成都

バス 140元 6:00→15:00 約9時間

普通のバスです。2時間毎に休憩がありました。成都行きは多数あり、同じ成都行きでも到着する場所やバスターミナル、価格が微妙に異なります。6時発は少なくても3本の成都行きバスがありました。 道は区間の8割程度は舗装されており、後半は高速を走るため快適でした。チケットはバスターミナルにて購入可能です。

成都から景洪への移動情報

成都→景洪

寝台バス 518元 11:30→14:30 約15時間

横3列上下2段のスリーピング・バスです。休憩は適度にあり。景洪までは全て高速です。快適でした。バス代が90USD以上と非常に高額です。安く済ませたい場合は列車で昆明まで刻み、景洪へバスで行くのが良いと思います。但し、硬座より上のクラスだと価格差があまりない上に移動時間が長くなりますのでメリットが少ないと思います。

茶店子バスターミナルからの発車です。早朝深夜で無ければシムズの近くから113番の公共バスでバスターミナルまでアクセス可能です。2CNY。逆方向も同様。バスチケットは出発2日前にバスターミナルで購入しましたが、乗車している人は出発時点で僕を含めて2人だったため、僕と同じルートを考えている方は当日の購入でもよいかもしれません。

景洪からモーハン(ラオス国境)への移動情報

景洪→モンラー

バス 37CNY 15:30→18:00 約2時間半

小型のマイクロバスです。休憩なし。乗客は僕しかおらず貸切状態でした。モンラー行きは、午前中は大型のバスしかなく50CNY、午後はマイクロバスのみで37CNYとなるようです。1時間に1本程度と頻発しています。ルアンナンムター直通は午前10時発の1本のみです。

モンラー→モーハン(ラオス国境)

バス 18CNY 18:00→19:00 約1時間

小型のバスです。モンラーのバスターミナルでマイクロバスを降りたところ、ちょうど出発するモーハン行きのバスが出発するところだったので走っていって止めて乗り込みました。従ってこの区間のバス頻度は不明です。

モーハンからルアンナムター(ラオス)への国境を含む移動情報

モーハン→ルアンナムター

25,000LAK 約2時間

モーハンから徒歩で国境を越え、緩衝地帯も歩いて渡り、ボーテンのイミグレーションを越えてボーテンの町までヒッチハイクをしながら歩きました。止まった車と価格交渉し、言い値の50,000LAKを半額に値切って乗りました。僕が国境を越えた時にはルアンナムターに行く人がおらず、ルアンナンムターまで20USDと言われたため仕方なくヒッチハイクしましたが、景洪やモンラーからのバスも通ると思います。ボーテンの町にはにバスターミナルがないため、モーハンからルアンナンムターへの直通のバスを使った方が効率的かもしれません。